情報モラル教育教材

ネット社会を生きる力を育てる 情報モラル教育教材

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子どもたちがインターネットの特性や課題を理解し、トラブルへの対応や適切なコミュニケーションについて自ら考える力を育てる情報モラル教育教材です。
カードやマンガを使ったワークショップ形式で、対話を通じて多様な考え方に気づき、インターネットとの上手な付き合い方を学びます。

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カード型教材:「楽しいコミュニケーション」を考えよう

「基本編」「悪口編」「写真編」「使いすぎ編」「リスクの見積もり編」

ネットでの適切なコミュニケーションを考えるためのカード型教材の紹介画像で、5枚のカラーカードが並んでいる。
ネットの使いすぎについて考える教材ページの一部で、1〜8時間のカードを使って子どもがネット使用時間を話し合う活動の例が示されている。

みんなで考える ネット時代の「楽しいコミュニケーション」

ネット上のコミュニケーションに潜むトラブルを題材に、子どもたちが当事者として考える力を育てるカード型教材です。

悪口、写真の扱い、使いすぎなど身近なテーマについて、カードを使ったグループディスカッションを通じて、ネットの特性や相手との違いを理解し、より良い関わり方を考えます。

さらに、危険を予測し回避する力を育てる「リスクの見積もり編」や、家庭でのルールづくりや対話を支援する「家庭での対話編」も展開。学校と家庭の両面から、安心・安全なコミュニケーションを考えることができる教材シリーズです。

課題に応じて教材を選べます

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基本編

ネットやSNS全般に共通する、自分と相手の違いについて学びます。

ネットでの基本的なやり取りや相手への配慮を扱う「基本編」教材の紹介ページで、内容例として使用カードの一部が示されている。
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悪口編

誤解をうみやすいネット上コミュニケーションを学び、言葉の重みを理解します。

ネット上の悪口やいじめをテーマにした「悪口編」教材の紹介ページで、教材に含まれるワークシート例が掲載されている。
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写真編

写真によるコミュニケーションの注意点を学びます。

写真や動画を投稿・共有するときの注意点を扱う「写真編」教材の紹介ページで、教材に含まれる使用例の写真カードが示されている。
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使いすぎ編

SNS・ゲーム・スマホの使いすぎ防止、時間管理を学びます。

SNS・ゲーム・スマホの使いすぎについて考える「使いすぎ編」教材の紹介ページで、教材で使う時間カードの一部が紹介されている。
05

リスクの見積もり編

投稿内容や状況によるリスクを考えるトレーニングができます。

投稿内容や状況によるリスクを考える「リスクの見積もり編」教材の紹介画像で、チャット例を使った学習シーンが示されている。
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保護者向け教材

ご家庭でお子さんと一緒に取り組みながら、ネットトラブルを防ぐための3つの対策を学べます。

「楽しいコミュニケーションを考えよう!」の保護者向け教材の表紙画像

教材開発の背景

青少年のインターネットやスマートフォン利用が日常化する中、学校現場や家庭では、ネット上の誤解やトラブルへの対応が大きな課題となっています。特に、悪口や写真の不適切な共有、長時間利用などは、指導の難しさが指摘されてきました。こうした状況を受け、単にルールや事例を教えるのではなく、子どもたち自身が当事者として考え、気づきを得られる教材の必要性が高まりました。本教材は、教育研究者との共同研究や全国の授業・調査で得られた知見をもとに、対話とディスカッションを重視したカード型教材として開発されました。ネットとよりよく向き合う力を育てることを目指しています。

教材開発協力

国立大学法人静岡大学教育学部准教授 塩田真吾(しおた しんご)

早稲田大学大学院博士課程修了、博士(学術)。静岡大学助教、講師を経て現職。専門は、教育工学、情報教育、授業デ ザイン。「社会とつながる授業」をテーマに、様々な企業と連携しな がら「授業デザイン」について工学的に研究している。主な著書に、 『行動改善を目指した情報モラル教育』(2018)などがある。


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マンガ版教材:七海の悩み~LINEって難しい?~

オリジナルのマンガ教材を使い、生徒同士がディスカッションしながら、ネット上と対面のコミュニケーションの違いを考える内容となっています。

ネット上と対面のコミュニケーションの違いを考えるマンガ教材「七海の悩み〜LINEって難しい?〜」の紹介画像で、スマホでのやり取りに悩む様子が描かれた漫画ページが載っている。

表情や仕草から情報を読み解くために

本教材は、ネット上と対面でのコミュニケーションの違いを理解し、相手の表情や仕草から情報を読み取る力を育てることを目的としています。マンガをベースにしたオリジナルストーリーでは、中学生の主人公・七海の日常を通して、LINEでは誤解が生じやすい場面や、対面だからこそ伝わる気持ちを描いています。物語を読み進めながら状況を考える体験型の学習が特徴です。授業構成は柔軟に調整でき、指導用ガイドも付属しているため、幅広い先生方に安心してご活用いただけます。

本教材のねらいとポイント

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「唯一の正解」はない。受け取り方をチェック。

同じマンガでも読む人によって、
“気がつくこと”や”受け取り方”が違うという気づきを与えます。

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表情や仕草から、情報を読み解く

描画やストーリーにさまざまな情報を埋め込んでいます。自らリスクや問題を発見する力を育みます。

教材開発の背景

コミュニケーションアプリ『LINE』の普及により、青少年のオンライン上の誤解やトラブルは学校現場でも大きな課題となっています。私たちはこれまでの啓発活動や教材づくりを通じて、先生方や生徒から“もっと実感をもって学べる教材がほしい”という声を数多くいただいてきました。

そうした声をもとに開発したのが、このマンガ教材です。専門家の監修のもと、主人公・七海の日常を描いたストーリーを通じて、ネットと対面のコミュニケーションの違いや潜在的なリスクを“読み解きながら”学べるよう設計しています。読み物ではなく、登場人物の表情や仕草から状況を考える“参加型”の学習ができる点が特徴です。

授業では、構成や進行を自由にアレンジできるほか、指導ガイドには重要シーンの解説や声かけのポイントもまとめています。どの先生でも安心して授業に取り組める教材として、ぜひご活用ください。

教材開発協力

東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻連携教授 吉川厚氏
関東学院大学人間環境学部現代コミュニケーション学科専任講師 折田明子氏監修

教材概要

テーマ:
・ネット上のコミュニケーションに起因する誤解やトラブルを題材に構成
・悪口、写真の不適切な公開、使いすぎ、リスク判断、家庭での対話などを扱う
・マンガやカード、ワークを通じて、相手の気持ちや状況を読み取る力を育成
・対話的な学習を通じ、当事者として考え、より良いコミュニケーションのあり方を主体的に学ぶ

教材の対象年齢:
・基本編/悪口編/写真編/使いすぎ編(児童・青少年向け教材):  
 小学校高学年~高校生  
 ※主に小学校高学年~中学生での利用を推奨

・リスクの見積もり編/マンガ編(青少年向け教材):  
 中学生~高校生

・家庭での対話編(家庭向け教材):  
 保護者

対応教科:
・各教材共通:特別活動(学級活動)、総合的な学習の時間、道徳
・中学生向け教材で活用可能:国語、社会、技術・家庭 ・高校生向け教材で活用可能:社会、情報
・家庭向け教材:保護者会、PTA研修、家庭教育学級等での活用を想定

所要時間(想定):
・児童・青少年向け教材/青少年向け教材(各教材共通):全1時間  
 (小学校45分/中学生・高校生50分)
・家庭向け教材:60~90分  
 ※ワークシートのみの場合は15~20分

教材パッケージ内容:
・児童・青少年向け教材/青少年向け教材(各教材共通):  
 スライドデータ、カードまたはマンガ教材、ワークシート、指導者用ガイドブック  
 ※教材の特性に応じてカードまたはマンガを使用  
 ※授業環境に応じて、ワークシートのみでの実施も可能

・家庭向け教材:  
 スライドデータ、カード、ワークシート、指導者用ガイドブック  
 ※短時間実施時は一部教材のみ使用